所有者不明土地
おはようございます。今朝の新聞に空き家対策で、不動産の所有者の明確化の制度改正が検討されているとのことでした。私たち不動産業者で、多く出会うのは、放置空家になっていて、登記簿を調査しても住所地が現在の住居表示でなく不明であったり、相続が発生しても登記をしていないので、実際の所有者がわからないなどのケースです。
個人情報で守られるべきプライバシーですが、そのバランス感はたいへん重要だと思います。138.png
それにしても、これだけ空き家が社会問題となる中で、空き家の半数が賃貸住宅だという現実だというのにもかかわらず、相続税対策ということで、新築のアパート、貸家が建築されてますね。また、一方で20年を経過するころに直面するアパート経営の現実。
中古アパートとして、査定額を提示するとこれまでの事業計画のずさんさに呆然とする大家さんがなんと多いことか。。。148.png
正直、不動産投資の基本計算である、正味現在価値計算法でしっかりと計算すればリスク幅も理解できるのですが、そういった提案はなぜか一切ないらしい。。
特に秋田県でのアパート経営は、利回りが大きい分チャンスもあると思いますが、リスクも大きいと思いますので、しっかりとした助言を得てからがお勧めです。
アパート経営の成否は、売却時に明らかになります。ですから、市場性がしっかりとわかっている信頼できる不動産会社に相談すべきだと思います。
その時のルールがあります。成果が上がったらしっかりと大家さんから報酬を支払ってあげてくださいね。
不動産コンサルティングを依頼して、建物をたてない方がよいという結論が出た場合でも、コンサルティング会社にお支払いいただくご理解がないと、建設会社にとって有利な助言になってもしかたないと思いますよね。。。
ということで、お互いに長くお付き合いできる信頼関係づくりができるかどうかが、これからの不動産会社とのお付き合いのポイントではないかと思います。

それでは、今日も笑顔で元気に行ってきま=す。101.png

by tccreate | 2017-06-14 08:00 | 雑談 | Comments(0)
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