今朝の新聞で、中心市街地の再開発について記事がありました。
たいへん驚いたのが1993年のピーク時からヨーカ堂前の地価が約1割下がったという記事でした。
最近、老眼なのかわかりませんが、視力が落ちてきておりまして何度も読みなおしましたが、間違いないようですので、一言申し上げますと、秋田市内の地価はピーク時の約50%減は確実です。
秋田駅前の一等地であっても私の日々の実感(例えば駅前の賃料でいいますと、坪当たり月12,000円かた今は8,000円~6,000円くらいではないでしょうか。)から約40%は下落していると思います。
商業地ほど収益還元法になりますので、場合によっては60%減ということもあるのではないでしょうか。
中通で高い時は坪当たり60万円とかいっていた場所で、今は坪当たり22万円~25万円というところもあります。
もし、今朝の新聞に掲載されていることが現状認識で再開発をするのであればたいへんなことになります。
特に商業施設の賃料想定が大きく誤った賃料になるでしょう。
一昨日ある地元の有力議員の先生が、勇気ある休止もあるのではないかとおっしゃってましたが、私も安易な計画はやめてほしいと思います。
今の優先順位は、秋田市がどのように生きていくべきかだと思います。そのためにはこの先30年、50年の先を見据えた理念ある都市経営をはっきりさせてそのためにどうあるべきかということではないでしょうか。
いくら立派な建物を建設しても、そこに住む人たちの暮らしが成り立たなければ人は集まりません。
とにかくまずは身の丈がどのくらいなのかという現状認識をし直すこそから始めてみてはいかがでしょうか。
もう、○○交流館とやらはいらないのではないでしょうか。
不動産業者である私には賃料6,000円坪/月支払って公流館の収支が合うとは到底思えません。
もし、合わなければまた税金投入です。
少子高齢化社会への予算に投資した方がどんなに有益か。。。
私の常識がおかしいのでしょうか。
皆様、いかがお考えでしょうか。
ということで、ほんとうに『お願いしますよ~。』という感じです。
それでは、今日も忙しいスケジュールとなりますが元気いっぱいで、行ってきま~す。