ガンジー主義
おはようございます。昨日は、風邪のため、早退し家で休んでおりました。午後9時ごろ起きてテレビをつけたら、インドのガンジーについて報道されてました。
思わず、一時間見入ってしまいました。ガンジー主義といってましたが、こんなすばらしい考え方があったんだと感動しました。そして、今まで知らずにいたことをたいへん残念に思いました。
ノルウェーの国家、NPOのこと、そしてガンジー主義について。今はこの3つについて何か本を読んでみたいと思っております。
ガンジーの作った大学では、共同生活のもと、きちんとした規律で、勉強するそうです。まず、朝は午前6時から、大学構内を掃除。そして、糸を紡ぐ労働。印象的だったのは、勉強とは、『糸を紡ぐ人は、紡ぐことだけでなく、綿花の生産者、流通、あらゆることについて研究する』ことだと。
実際の社会と一体でなければならないと。これは、精神性を含むのです。
私は、こう理解しました。勉強ができても、社会で役に立たなければ意味がない。
つまり、礼儀であったり、人間としてあたりまえのこと(精神性)ができないと、いくら良い大学を出たからといってなんの価値もない。
今の日本はどうでしょうか。学校と社会との関係。なぜ、この勉強が今必要なのか。制服などの規律がなぜ大切なのか。
小学生には無理かもしれませんが、中学生にはもうわかります。
インドの研究者がIT関係で世界的に活躍しているというのは、この精神性をともなう教育といっても過言ではないのでしょうか。
カースト制という未だに根強い差別社会をもつインドですが、ガンジーという偉大な指導者の思想を元気な100歳のお弟子さんが、道端で言い伝えているすがたを見て、これぞ、充実したセカンドライフなのではないかと思いました。
by tccreate | 2007-02-08 08:17 | 雑談 | Comments(0)
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