おはようございます。
昨日から、追加景気対策が発表されておりますが、国の借金が100兆円を超えるんだそうです。
その使われ道は、またまた従来型。
企業経営者は、100万円の投資をしますと1年で105万円になることを最低求められます。
よく財政支出をする時、乗数効果という言葉が使われますが、100万円の財政支出に対し経済効果が200万円あると乗数効果は「2」あったといいますが、これまでの政策は上記の結果で見る「0」に等しいことなのです。
つまり、100万円の財政支出のため借金を100万円して効果100万円だったら、借入の返済原資がないのです。200万円の効果があれば法人税などを通じてその中から税金を徴収できれば返済可能ですが、今の政策はまったく無理です。
経営の観点からみれば、資金繰りに困ってとりあえずお金を借りてそれを売上勘定に計上しているようなものです。
景気対策は必要と思われますが、国家的戦略が全く見えない使われ方は無駄使いです。
道路にしても、何のために道路が必要なのか。その国家的戦略はは何なのか。これが明らかになっていない現状は、たいへん深刻です。
こういうリーダーシップが見えない時代というのは歴史的にどうなのでしょうか。
最近思うのですが、巨視的にみると、こういうデフレ時代が都合のよい利権構造がまん延、膨張し、いよいよ自分の子孫の財産にまで食いつくす事態にむかっている気がしているのは私だけでしょうか。
とにかく、なんとしてもこういう時代だからこそ生きねばなりません。
私は、日本人にある『義』の道をひたすら歩むだけです。天地人にはまり過ぎですな。
秋田市の桜もだいぶ散り始めました。サクラ舞う風景も美しい。そこにメタボの私が。。。これまた絵になるのでありました。
名刺で悩んでいる川尻のF女将。デザインではなく心ですよ、こ・ こ・ ろ・・・♪